The Edo Site Research Association
江戸遺跡研究会
■今後の予定 詳細は決まり次第お知らせします。
・第193回例会 2025年3月19日(水) 中野光将氏「幕末・明治の耐火煉瓦」
【開 催 日】 2025年1月25日(土)13:00~
26日(日)10:00~
【テ ー マ】 『江戸遺跡研究の論点と現状 ~都立一橋高校発掘調査50周年~』
【大会の趣旨】
2025年は江戸遺跡調査の嚆矢である都立一橋高校の発掘調査から50周年を迎える。この間、江戸遺跡の調査研究は急進的な発展を遂げたことは周知の通りである。また、遺跡見学会では数多くの方が参加され、関心の高さと一般社会にも浸透したことが窺える。
発足からまもなく40年を迎える江戸遺跡研究会(当初は江戸遺跡情報連絡会、1年後に改称)のシンボルマークにも、都立一橋高校の出土資料である漆器椀に描かれた「鶴丸」が継承されている。
こうした節目に際し、今大会は次の時代に向けて、「江戸遺跡研究の論点と現状~都立一橋高校発掘調査50周年記念大会~」と題した。黎明期から言われてきたことが現状、どうなっているのかを身分階層、周辺地域、遺構・遺物研究、文献史学、教育普及をテーマに掲げ、これまでの認識を再確認するとともに、皆様と今後の研究課題を共有する機会としたい。
【プ ロ グ ラ ム】 (タイトルは予定です)
○1月25日(土)13:00~
①中野 高久 氏(トキオ文化財株式会社)
趣旨説明:「第37回大会『江戸遺跡研究の論点と現状~都立一橋高校発掘調査50周年記念大会~』開催にあたって」
②古泉 弘 氏(江戸遺跡研究会世話人代表)
記念講演:「江戸遺跡調査50年の回顧と展望-一橋の頃と近世考古学-」
③仲光 克顕 氏(中央区教育委員会)
「江戸の町屋遺跡調査の現状と課題~日本橋周辺等下町を中心に~」
④中野 光将 氏(清瀬市郷土博物館)
「江戸周辺の成果と課題 -多摩地域を中心として-」
-懇親会- ※酒類の持ち込み、ご寄付大歓迎!
○1月26日(日)10:00~
⑤土橋 尚起 氏(国際文化財株式会社)
「廃棄論」
⑥平田 博之 氏(武蔵文化財研究所)
「近世都市江戸から出土する茶道具」
⑦矢野 美砂子 氏(テイケイトレード株式会社)
「文献史学の立場から見る江戸遺跡-文京区湯島二丁目北遺跡を中心に-」
⑧髙島 裕之 氏(専修大学)
「江戸遺跡研究と教育普及」
【会 場】日本大学文理学部 図書館・文理学部資料館3F オーバルホール
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
【交 通】京王線 下高井戸あるいは桜上水下車、徒歩約8分 ※詳細は、下記QRコードからご覧下さい。
【開催方法】対面 ※オンラインでの同時配信はございません。
【参 加】自由ですが、資料代として予価2,000円(学部生は半額程度)がかかります。
※学部生の方は、学生証の提示をお願いします。
【問 合 せ】 梶原 勝 080-5497-0103(当日はこちらへ)
東京大学埋蔵文化財調査室 03-5452-5103(堀内・成瀬)
※お問い合わせの際、番号のかけ間違いのないようお願いいたします。
終了致しました。
【開 催 日】 2024年12月11日(水)19:00~
【発 表 者】 長佐古真也氏 (東京都埋蔵文化財センター)
【発表内容】「汐留遺跡6I-060出土陶磁器に係る廃棄行為の検討 ~“破却”の発見~」
【会 場】渋谷区立勤労福祉会館 2F 第四洋室
〒150-0041 渋谷区神南1-19-8
TEL:03(3462)2511
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩5分(渋谷パルコのある交差点前です)
【開催方法】対面 ※オンラインでの同時配信はございません。
【参加資格】※会員への会場でのレジュメ配布は有料(500円)となっています。
スマートフォン、タブレットで参照いただくか、事前に印刷してお持ち下さい。
※発表資料URLは江戸遺跡研究会のメールマガジンをご覧ください。
※非会員のご参加は、有料(500円レジュメ付き)となります(事前申し込み不要)。
【問 合 せ】 梶原 勝 080-5497-0103(当日はこちらへ)
東京大学埋蔵文化財調査室 03-5452-5103(堀内・成瀬)
論文
おろし器の変遷Ⅰ −やきもの製おろし器と金属製おろし器−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 古泉 弘
四谷の大縄地 ―遺跡から見た大縄地の変容―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 栩木 真
研究ノート
江戸市中の金属加工関連遺構・遺物について ―分布をめぐっての予察―・ ・・・・・・・・・ 鈴木 裕子
新宿四丁目遺跡試掘調査で出土した「十二女」と墨書された土瓶蓋について・・・・・・・・・村田 道博
例会報告
〇 第 183 回 東京都文京区湯島二丁目北遺跡出土硯関連遺物について・・・・・・・・・・・・・ 宇田川 肇
〇 第 184 回 江戸から明治時代にかけてつくられた植物図について・・・・・・・・・・・・・・・ 田中 純子
〇 第 185 回特別例会
横浜市内における関東大震災 −発掘された遺跡に見られた震災の痕跡−・・・・・・・・・ 野尻 義敬
近現代遺物からみた近現代の消費生活 −研究成果と問題点−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 櫻井 準也
東京帝国大学旧図書館の基礎遺構・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 堀内 秀樹
〇 第 186 回 新宿区舟町遺跡 4 次調査の成果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 岩崎 岳彦
新宿区舟町遺跡 4 次調査成果と四谷の大縄地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 栩木 真
〇 第 187 回 玉川上水中流域の分水 −その敷設と利用−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小川 望
第 36 回大会『近世都市江戸の墓』参加記 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 村山 卓・湯沢 丈・田中雄大
江戸遺跡研究会 2023 年の活動
文献目録 − 2023 年−
『第36回 江戸遺跡研究会大会「近世都市江戸の墓」〔発表要旨〕』に、訂正個所が確認されました。お手数をおかけして申し訳ありませんが、訂正をお願いいたします。
皆さまには、当研究会活動に関し、日頃よりご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。
さて、当研究会活動は35回大会を3年ぶりに対面で実施し、例会も対面で実施する予定など通常の運営形態に戻りつつあります。一方で、例会については遠方の方などより参加し易くなったとオンラインに対する評価も頂いています。世話人会では会員の皆さまのご意見を参考に、リモート、ハイブリッド、対面など例会運営方法を検討していきたいと考えています。
例会案内を含む諸情報は、研究会Webサイト及びメールにて配信しています。まだ登録されていない方は、メールアドレスの登録をお願いいたします。
ご協力の程よろしくお願いいたします。
〈登録方法〉
・本研究会公式サイトトップページ、メニューの「入会案内」をクリック。
・「各種申請」フォームの「手続内容」から「修正・変更」にチェックを入れ、必要事項を入力して「送信」をクリック。
江戸遺跡研究会では、研究会誌『江戸遺跡研究』を発行しています。近世考古学、近世史、建築史など江戸遺跡と関連する諸分野を掲載対象としています。
①研究会誌『江戸遺跡研究』刊行(年1回)
②例会通知:ホームページ・メールマガジンによる周知
③年会費を2000円とし、年度末頃に『江戸遺跡研究』を会員に送付
上記、ご理解、ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。